吾輩はけちである。資産はまだない。特異な金銭感覚を持つ「けちべえ」の生態を公開。

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ベートーヴェンの「運命」が鳴る。交響曲第5番ハ短調作品67。
「運命ノ扉ハ開カレタ。目覚メヨ」
朝から勢いをつけるつもりでの選曲。しかし、音量がステップアップだったので効果半減。
明日のアラームは変更。休日の朝は和やかな目覚めが望ましい。BGMは包丁がまな板を叩く音。気になるあの子の写真を登録。あの子の声を思い出しながら目覚ましフレーズを入力。
「あなた、いつまで寝てるの」

軍需産業が技術の進歩に一役買うのは世の常。ネットワーク然り、宇宙然り。そして声紋分析もまた然り。人間の声から年齢や出身が特定できる。そして外見までも。さらにその逆もまた高精度になった頃、その技術に目をつけたのは、寝起きの悪さに悩む某保安隊員。独自の目覚ましアラームを手作りしたところ、仮眠中の出動命令に迅速に対応できるよう大きく改善。そのからくりは単純。目覚まし画像として鬼上司の写真を、目覚ましフレーズとして自分の名前をそれぞれ登録。鬼上司に名前を叫ばれて二度寝はできぬ。
「必ず起きられるアラームがあるらしい」
噂は広まり、他の隊員も使い始めた。中には、上司ではなく妻の写真を登録する男性隊員も。
「仕事に家庭を持ち込むとはけしからん」
彼の上司(独身)は思ったが、注意できなかった。飛び上がるように起きる彼の姿を見たから。
「はい。ごめんなさい。すぐやります」
それ以来、独身をポジティブに考えるようになった上司は、彼が転勤する時に餞別として目覚ましアラームをプレゼント。
「家でも使ってくれ。画像は女子アナをデフォルトだ」
その後、一般向け販売を目指したのだが、コア技術の民間提供は許されず。ルールの隙間を縫って、メイドイン刑務所。「目覚めのキス」として販売開始。初年度の売り上げは、全国で徴収している罰金を上回った。
 
ベートーヴェンの「運命」を止め、時計を確認。7時。
星時計。5つの角に2,3,5,7,11の数字。今は7が発光。その周りを惑星が飛ぶ。初めは直線上を行ったり来たり。2秒で往復。でも厳密には元の位置には戻らない。折り返しで角度をつける。その角度も徐々に大きくなり、最後には正三角形の軌道を描いて消える。7の後に光るのは2。飛ぶ惑星は3つ。その次は3が光り、2つの惑星が飛ぶ。
星時計、この部屋の中だけでも79個。ヒット商品かというと、巷ではほとんど売れてない。アラーム機能を付加すれば売れたのだろうか。

朝食の準備。コメを炊く。
肝心なのは水の量。通常はコメの17%増し。柔らかいのが好きなら23%。質量ではなく体積比。白衣の人は間違えやすい。
鍋を加熱。少年達に大人気のヒーロー圧力鍋。強火にかけると正義のヒーローが立ち上がる。歌って踊り出すまで7分。
「セブーン、セブーン、セブーン」
これが火を弱める合図。それから弱火で3分後、ヒーローが疲弊して倒れたら加熱終了。そのまま13分蒸らせば完成。わずか23分でおいしいご飯が炊けるのだから、少年だけでなくお母さん達にも大人気。

朝食を摂りながら新聞を読む。
「紙の新聞は近い未来なくなるだろう」
遠い過去の自称インテリは口を揃えてそう言った。それでも紙の新聞は生き延びている。 一時期、発行部数が落ち込んだ。しかし、国際生態系学会において「新聞発行部数×ゴキブリ生息数=定数」という新聞・ゴキブリ反比例則が提唱され、G被害者の会をはじめとする多くの法人及び個人が新聞発行部数の増加に知恵を絞った。 そのおかげで、今朝もポストには朝刊が届く。新聞に挟まっているメモに目を通す。
「歯ブラシの育毛です」
その下に書き足してポストに戻す。
「へえ、そうなんだ。太くなるの?長くなるの?」
毎朝の日課。37文字以内の質問が許される。それを読んだ配達員が投函時に37文字以内で回答してくれる。配達員の年代と性別を選ぶのは有料オプション。独身男性宅には若い女性、高齢者宅には孫世代がオススメ。
新聞の一面には今日の天気。供給過剰から映像メディアから新聞に追い出されたお天気おねえさんは若さを売りにするのが厳しくなりつつある29歳。
「今日の天気は晴れのち曇り。最高気温は31度。降水確率は37%。外出する時は折り畳み傘を持って行っていくのよ。ウフ」
若さを捨てる決意をしたお姉さんのお色気で、気温2度低下。空調どころか扇風機もない竹風寮521号室には心地良い冷気。
 
通勤。直線距離にして5里。スパイシクルなら実際の移動距離も5里。冬の朝は五里霧中。
寮の屋上からみちのく大学若葉山キャンパスまで、全長5里の微管状炭素繊維ロープで結ばれている。スパイシクルはそこを辿る。スパイシクルの主な動力は風力。風がないときは、足でペダルを回す。標高差があるので、帰宅時は位置エネルギーで動力を補うことができる。下りで余ったエネルギーは風車に取り付けたゴムに蓄えられる。
以前の呼び名はスカイシクル。歴史書にはロープウェイと記述。かつて映画の主人公がスカイシクルで華麗に空中を移動。「スパイダー王子」と呼ばれて大人気。彼の愛用するスカイシクルの愛称がスパイシクル。スパイシクルはクモーティブ社の商標なのだが、今や一般的に用いられている。クモーティブ社は微管状炭素繊維の大量生産に初めて成功した企業なのだが、その製造プロセスは極秘。関連特許も一切ない。しかし、社名や商品名、さらには世界中で野生の蜘蛛が半減しているという事実から、競合他社は製造プロセスを推測。やがて、微管状炭素繊維におけるクモーティブ社のシェアは低下。価格も下落。一般庶民の足になったのはそれから。
 
研究室が101ある若葉山キャンパス。ひときわ高いA棟には、メタル研究室やホワイトバイオ研究室など、名門研究室が入居。A棟を左手に見ながら坂を登ったところに佇むF棟に入る。正面から見ると普通のビルなのだが、横に回って見るといびつな形。F型。
2年前、101番目の研究室として新設されたのが科楽研究室。通称の「らっけん」の札がかけられた扉を開けて挨拶しながら事務所に入る。
「おはようございます」
「ん、あ、おはようございます」
椅子の上に体育座り。こめかみに食い込んだ鉛筆。熟考中の姿勢のまま椅子をくるりと回るしっかりさん。
「しっかりさん、午後のプレゼン、来てくれるよね」
「大丈夫ですよ。話すのは基本的にのんびりさんだけですよね」
「うん。でも、途中でコメントしたかったら自由にどうぞ」

定期講演会は毎年の行事。研究室毎に時間を割り当てられる。実績が少ない科楽研究室にとっては、大人数を相手にアピールできる数少ない機会。まずは名前を売って認知してもらわなければならない。そして研究資金獲得につなげることが今日のミッション。
聴衆は様々。金融機関、メディア関係、旅行会社、メーカー、地方自治体連合(JPN47)、各種研究機関など。近所のオジサンもいる。したがって、学会発表とはまるで異なる。専門外の人の好奇心を刺激し、我々の研究の意義を理解してもらうための講演。
「こんにちは。のんびりです。みちのく大学・科楽研究室の代表です。科楽研究室の英語名は『エンジョイ・サイエンス・ラボ』です。その名の通り科学を楽しむ研究室です」
この紹介をすると、表情が緩む人と硬くなる人に分かれる。後者には白いワイシャツが多い気がする。
「名付け親は私ですが、実はもうひとつ候補がありました。『ナチュラル・アート・ラボ』です。科学は自然が生み出した芸術である、という意味です。自然のnatureと芸術のartですから対義語です。言語に対して挑戦的で胸のあたりがゾクゾクしませんか。でも残念ながら大人の事情で却下されました。この2つの単語の組み合わせは好ましくなかったようです」
あれ、想定より笑いが少ない。もうひと押し。
「そういえば、私の家に朝刊を届けてくれる女性は育毛が趣味だそうです。歯ブラシのですが」
ユーモアセンスの違いというのは難しい。これ以上の与太話は逆効果。
「科楽研究室の紹介を致します。メンバーはここにいるしっかりさんと私の2名です」
しっかりさんが立ち上がり、お辞儀。硬かった聴衆の表情が緩む。自分のときにはなかったはずの拍手が自然に起こる。これはチャンス。しっかりさんを推す。
「まず、しっかりさんと彼女の研究について紹介しましょう。しっかりさんはとてもユニークな学生ですので、科楽研究室が新設されるときに私がヘッドハンティングしました。それはもう、熱烈なラブコールでした。ですよね、しっかりさん」
「それまでは天文学研究室に進むつもりでした。傍から見ればプロポーズかセクハラかというところだと思います」
「あの勢いで『プライベートでも』と言ってたら今ごろどうなっていたのかも大変気になりますが、話を戻します。しっかりさんの研究テーマは一般相対性理論です。アインシュタインが確立したこの理論を使って、天体の運動を理論的に導出しようと試みています。特にブラックホールのような質量の大きい天体の近傍における力学は、ニュートン力学との乖離が大きく、一般相対性理論が用いられます。昨年、ブラックホールが電荷を帯びている場合についての計算を終え、今はスピンしている場合の計算に取り組んでいます。実際、ブラックホールのスピンは地球の自転よりも速いとされ、その影響は周囲に及び、4次元時空を歪めるのです」
聴衆のあくびの数を確認する。専門的な研究内容の話はここまでにするのが懸命か。
「これだけでもしっかりさんのユニークさは際立っているのですが、私がもっと驚いたのが彼女の特技です。なんと、スネール語を話します」
聴衆の頭の中で地球儀が回るのを待つ。
「蛇のスネークではありません。蛇語ならそれはそれですごいですが。スネールという国の言葉です。私はこの話を聞いてすぐ、地球儀で探しました。現地時間で3日かかりました。発見までに地球儀3回転です。しっかりさん、スネールでのエピソードを少し話してもらえますか」
「ベンキュ、ベルグプラ」
「スネール語ではなく、皆にわかる言葉で」
「初めて旅行で行ったとき、現地の学校に行ったんです。お世辞にも教育環境が整っているとは言えませんでした。そこで教師の真似事みたいなことをしてみたくなって。それで2回目のとき、小学校の算数と理科の教材を持って行きました。楽しかったです」
「まさに科学を楽しむことを実践しています。しかもそれを世界に広げようとしている。科楽研究室の風上に置きたい人です。私が求婚したくなるのもわかってもらえるでしょう」
「求婚はされてません。科楽研究室に誘われただけです」
「そうです。だけです」
あくまで研究のパートナー。これ以上はハラスメント相談室に目をつけられる。
「こんなユニークなしっかりさんの後ですが、私のことも少しだけ紹介させてください。研究テーマは素数です。とは言っても、より大きな素数を求めるとか、難しい証明を試みるということはしていません。それは他の研究者にお任せします。私が取り組むのは素数を楽しむ研究です。世界を素数で解釈すると楽しいと思いませんか」
簡単にうなずいてもらえるとは思ってない。
「素数はかけ算との相性が抜群です。素数同士をかけ算すると別の数になりますが、元の素数の情報は失われません。例えば、私に素数2、しっかりさんに素数3を割り当てるとします。もしも、もしもですよ、私としっかりさんの間に子供が生まれた場合、その子に割り当てられる数字は2×3です。訳あって2×3の答えをここで口にすることは出来ないのですが、みなさんが思っている数字で間違いないでしょう。そのとき、その子の数字は親の情報、つまり2と3から生まれたという情報を失うことはありません。孫ができても、曾孫ができても、彼ら彼女らに割り当てられる数字には、素因数分解が難しくはなりますが、先祖の情報が確実に含まれます。楽しくなりませんか。私がしっかりさんと結婚する想像も楽しいですが、その事実が子孫にまで受け継がれるというのも楽しい話です。親戚は英語でrelativeですので、これもひとつのrelativity、つまり相対性理論ではないかと思うのです。私としっかりさんの相対性理論。気になりませんか。しっかりさんの近傍で私はどのような動きをするのか。しっかりさんなら計算できるでしょうか」
「知りません。素数の情報が失われないという話は楽しいですが、その相対性理論は楽しくないと思います」
「万人が楽しめるというわけではないですが、素数にはコアなファンが相当数いるはずだと思っています。そこで私はひとつの試みをしました。科楽研究室の新設記念に、自ら企画した商品を開発・販売したのです。素数の時計です。当初の販売目標は控えめに101個でした。101番目の研究室だったので。結果は売り上げ17個。それを知って自分で5個買って家族に贈りました。結局、在庫の79個も私が買い取りました。何が悪かったのか検証中です。素数に罪はないはずです。しっかりさんはどう思いますか」
「まず、惑星の軌道が楕円でない時点で私は買いません。力学の理論に反しています」
「恒星の周囲を惑星が回るデザイン設計なのですが、軌道で『分』を表す必要があったため、楕円にはできなかったのです。それでも欲しいという方がいらっしゃれば、お問い合わせ下さい」

「私の方から一方的に話すというのはここまでして、会場の皆様の質問を受けます。ニーズを知るというのも大事ですから」
最初の質問者はメタル研究室のこんがりさん。敵情視察ついでの嫌がらせか。
「あなた方の研究は何の役に立つのですか」
「その質問、待ってました。もしもなかったら、しっかりさんにサクラをお願いするつもりでした。ところで『役に立つ』という言葉をどういう意味で使っているのか確認したいのですが」
「知りたいのは研究の目的はなにか。なんのためか。そういうことです。まさか暇つぶしということはないでしょう」
「暇つぶしですか。鋭いですね。否定しません」
「では、貴重な研究費で暇つぶしをしているということですか」
不安そうなしっかりさんの視線を感じる。研究費が減らされるのが心配なのだ。
「失礼。誤解があるといけませんので、少し詳しくお話します。皆様の多くが知りたいのは、我々の研究資金を負担した場合のメリットは何なのかということだと思います。お金を出すのだから相応の見返りを要求する。当然の権利です。私も価値がないものにお金は支払いませんし、人に優しくする時は何らかの見返りを求めています。まあ、下心です。私の行動原理は全て下心だと言ってもあながち間違いではありません。特に女性に対しては」
「のんびりさん、脱線しています」
軌道に厳しいしっかりさんによる軌道修正。研究費が懸かっているのだから真剣。
「えっと、研究の成果として何が期待できるかということですね。おそらく皆様がこれまで見てきた研究者の多くは華々しい未来図を描いていたでしょう。従来の何倍も強いとか、速いとか、軽いとか。それで世の中便利になると。人間の暮らしが楽になると。そういう技術を期待するのなら、我々の研究に手を貸すべきではありません」
「ほう。あなたの研究が役に立たないことを認めるのですね」
こんがりさんの口の端が上がる。しっかりさんの目尻が上がる。反論しようとするしっかりさんを制し、あくまで穏やかに返答。
「ええ。そういう意味で役に立つための研究ではありません。もちろん、我々の意図しないところで、役に立つことはあるかもしれませんし、無理すれば未来図を描けないわけではありません。たとえば、素数は暗号技術に深く関係があります。私にとってもそうですが、多くの人のストレス源になっているパスワード入力、それが素数を応用すれば過去のものになるかもしれません。私もそうなればうれしいですが、私自身が自分の研究にそれを期待していません」

家具メーカーのがっちりさんが指名されるのを待たずに疑問を挟む。
「それでは、何を期待すればいいのですか。高品質・高性能のモノづくりは無意味ですか」
沈黙の会場に広がる不快感の波紋。しっかりさんは本日のプログラムを裏返し、鉛筆を手に取る。カンペでも書くつもりだろうか。
「いえ。そうではありません。これまで、人類が生み出し磨いてきた技術のおかげで、生活が便利になったことは否定しません。ヒーロー圧力鍋やスパイシクルのおかげで調理時間や移動時間が短縮され、自由な時間が増えました。その自由な時間、何をしますか。もっと働いて新技術を生み出したり買ったりしますか」
がっちりさんの組んだ足の揺れは3ヘルツ。しっかりさんは絵を描いていた。
「せっかくなら技術がもたらしてくれた自由な時間を楽しいことに使ってほしい。趣味や娯楽とも言う。そのひとつに科学を加えてみませんか。我々が楽しむ科学を提供します。そんなわけで、科学で暇つぶしというのも嘘ではありません」
しっかりさんは寸法を書き加えている。オフィス家具の無償貸与を諦め、自作するためにデザインしているのだろうか。

次の質問者は出版社のあっさりさん。大きなカメラをぶら下げている。画素数は11桁。
「科学を楽しむための研究ということは理解しました。しかし、その研究成果が論文や学会発表のかたちで公開されてしまえばそれは公共のものになります。仮に我々が研究に協力したとしても、その成果を独占することはできないでしょう。これは公共の利益のための寄付と解釈すればいいのでしょうか。経済的な利益を求める事業としてではなく、いわゆるCSR活動のひとつとして」
企業の社会的責任が問われるようになって久しい。
「私が目指すのは違います。寄付は要りません。経済的なリターンを追求して下さい。パトロンの援助に頼った金持ちの道楽をするつもりはありません。経済的に持続可能な方法を築くつもりです」
「でも、役に立たない研究ですよね」
「役に立たないことにも人間はお金を使います。たとえば、音楽、スポーツ、ゲームなどがあります。文化・芸術と呼んだりしますが、役に立たないけれど大金が動きます。大衆も楽しみます。楽しむ科楽も分類するなら文化・芸術だと思います。だからきっとビジネスになる。言わば暇つぶしビジネスです」

JPN47のきっちりさんが疑問を口にする。水曜日のドラマが似合いそうな公務員。後輩には陰で「仕事女子」と呼ばれているに違いない。
「金儲けを持ち込むと、純粋な科学が汚されませんか。大衆ウケするための似非科学の心配はないですか」
「確かに、似非科学の懸念はあります。実際、自称科学者が既に一部のメディアを通じて発言力を強めています」
聴衆が顔を見合わせている。特定の顔を思い浮かべてコンセンサス。
「彼の言論は大衆から支持されているかもしれません。しかし、彼の人気は彼の言論の真偽を保証しません。科学は客観的なものだからです。その点で、他の文化・芸術とは異なります。しかし、文化・芸術に大衆向けと玄人向けの2つの需要があるように、科学にも2つの需要があるとも考えられます。一方が都合の良いことを知りたいという大衆の需要。もう一方が真実を知りたいという玄人の需要。似非科学は前者を満たします。要するに流行りもの、ファッションの類です。玄人向けの文化・芸術でもそうですが、真実を語る科学が評価されるのにも長い時間を要する傾向があります。その分、時代を超えて大事にされています。ちなみに、今朝、私を起こしてくれたのはベートーヴェンです」
「のんびりさんの科学は似非ですか」
仕事女子の上目遣いに戸惑う。しっかりさんを見ると目をそらされた。
「3対7です。3が大衆、7が玄人向けです。このふたつの違いは、モチベーションの違いに由来するというのが私の仮説です。お客様を楽しませようとするのが大衆向け。自分自身が楽しもうとするのが結果的に玄人向け。私は真実を追い求めるプロセスが楽しい。結果にはそれほど興味が無い。取り組んでいる問題が一生解けなければいいのにと思うことすらある。だから基本的には自分のために研究をします。しかし、その一方で、この楽しさを多くの人と共有したいという気持ちもある。その場合、私の科楽は仮説と創作の上に成り立っているということをよく説明するつもりです。それをメディアで編集されないような努力も必要ですが」
出版社のあっさりさんはカメラで顔を隠す。
「でもまあ、メディアにも時間と空間に制限があることは承知しております。それこそ5次元ぐらいのメディアがあれば、伝わる情報も増えるかもしれません。次元の話はしっかりさんが得意ですよね」
「私は4次元宇宙の計算で手一杯です」

金融機関のぴったりさんが現実的な話に踏み込む。眼鏡の縁がキラリと光る。あの周りに惑星が飛ぶ星眼鏡なら売れるだろうか。
「具体的にどのような協力の方法がありますか」
「まずはお金、研究資金が必要です。我々の研究に大きな設備投資や消耗する材料などは必要ありませんので、支出の大半が人件費になります。一応、我々は大学に所属しております。しかし、大学が提供してくれるのは、研究をする場所だけです。家賃と光熱水費を負担してくれていることになります」
「給与は受け取っているでしょう?」
「正確には研究に対する給与はありません。ただ、実際には大学の講義を担当していますので、その分の報酬は支払われています。受講人数や専門度にも依りますが、たとえば私の場合、毎週2時間の講義を担当し、月収は新人サラリーマンの初任給程度です。講義が休みの期間は無給です。しっかりさんの金銭事情については本人から」
「私は学生ですので授業料を支払う立場です。それがのんびりさんの懐に入るのは不本意ですが」
「でも今は僕の講義を受けてないでしょう」
「ええ。今はのんびりさんの講義でティーチング・アシスタントの仕事を頂いているので、その報酬があります。のんびりさんより桁が少ないのが不本意ですが」
「その不足分を補って融資してほしいということですか」
融資という言葉を向けられると、自分がビジネスマンになったようでむず痒い。
「そうです。ただ、先程も申し上げた通り、あいまいな寄付金や奨学金は望みません。契約は2つのパターンを想定しています。スポンサー契約とアドバイザー契約です」
聴衆がメモの準備をする。
「ボイスレコーダーを使っていいですよ。せっかくの役に立つ技術なのですから」
咳払い。人気俳優を意識して低い声で続ける。
「スポンサー契約はスポーツで見られるものと基本的には同じです。我々が広告塔になります。私と大学との契約もこれにあたります。私が研究を発表するときなどには必ず、みちのく大学所属ということを明らかにします。そうすれば優秀な学生や研究者が集まるというのが大学のメリットです。その対価として研究する場所を提供してもらうというギブアンドテイクです。広告の方法は個別に相談いたします。我々が提供していただきたいのは研究資金ですが、現物支給も大歓迎です。研究に使う電脳や机、出張旅費など、必要なものはたくさんあります」
会場を見回し、電脳メーカー、旅行会社にアピール。家具メーカーのがっしりさんには機嫌を直してもらわねばならない。
「これらがないと、床の上で紙と鉛筆だけで計算しなければなりませんし、出張は徒歩と水泳になります。そうなったら靴と水着のスポンサーを探しましょうか」
家具メーカーのがっちりさんの無表情より、しっかりさんのため息の方が恐い。
「もうひとつがアドバイザー契約です。我々の知恵や研究成果をビジネスに使ってもらい、その対価を支払っていただきます。皆様のほうで独自の研究テーマを設定して我々がそれに取り組むこともできます。日当を支払ってくだされば講演の依頼はもちろん受けますし、会議やブレーンストーミングにも参加します。私は要らないけれどしっかりさんだけというのでも構いません」
「私だけの方がコストパフォーマンスは良いと思います」
「だそうです。そろそろ時間ですので、最後にひとつ、今日の素数を披露しましょう」
大事なところなので、少しゆっくりした口調。
「先ほど、昼食のバナナで気が付いてしまいました。バナナを数字に変換すると877、素数です。楽しいです」

後日、出版社のあっさりさんから連絡。
「素数だけを使った小説を書きませんか」

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3200円 マーチ2日で ABC レンタカー旅 なまら安いべ

沖縄2016 第6話

 

【あらすじ】

47都道府県のうち唯一未踏の沖縄へ行くことを決めた。旅行初日に惚れた相手、リーズナブルな京成本線(第1話)、空港のナリタニスト(第2話)、ゆいレールといえば新垣結衣(第3話)、まよいマイマイ八九寺真宵(第4話)、味噌をまとったへちま(第5話)。

 

交通費を浮かせようと、ひと駅先まで歩くことはたまにあれど、けちべえはふたつ先まで。旅行二日目の朝、宿を出た時はそのつもりだった。

最寄りの牧師から乗っていたら目的地の小禄まで260円。ふたつ先の県庁前までなら20分も変わらない。

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カロリーを消費して辿り着いた駅の運賃表は260円という非情な現実を教えてくれる。

持久走でゴールしたと思ったら、もう一周と言われたときの気分。

心身を再度奮い立たせるなんて、アスリートにだって難しいこと。それでもけちべえは歩き始める。もうひとつ先まで。

旭橋で乗って小禄で降りて230円。差額の30円を得た引き換えに失ったものの大きいことよ。

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向かった先はABCレンタカー。

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借りたのは日産マーチ。

20161010-100828

料金は1泊2日で3200円。

なまら安いべ!!

沖縄で北海道弁を叫ぶ。

レンタカーに一目惚れ。

 

沖縄を旅するならレンタカー。

レンタカー会社の宣伝文句のようだけれど、公共交通機関が不便だし、レンタカーがこんなに安いのだから、同意せざるを得ない。むしろ積極的に勧めたくなる。

沖縄を旅するならレンタカー。

 

那覇空港周辺にはレンタカー会社が多くて競争も激しいらしく、レンタカー比較サイトもとても賑やか。価格が安い順に並べると、上位には大手以外の格安プランがザックザク。

けちべえは楽天トラベルで800円割引クーポンに気づく。4000円以上のプランが対象。1泊2日でちょうど4000円というプランを発見。免責補償も込み。これなら実質3200円。

 

これまでは旅といえば鉄道ばかり。

よく見かける大手のレンタカー会社の価格相場は知っていた。、ニコニコレンタカーが12時間2525円で話題になるぐらいだから、安くてもその程度だと思っていた。それならまだ青春18きっぷのような在来線乗り放題のほうがはるかにリーズナブルに旅ができるからと。

しかし、今回の安いレンタカーによって頭の中を強制アップデート。どうやら沖縄が特別ということでもないらしく、北海道はもっと安いケースもあるぐらい。東京(羽田空港近く)でも思っていたより安い。ガソリン代と駐車場を考慮しても、コストパフォーマンスが公共交通機関に勝るケースが結構ある気がする。特にけちべえの場合、地方路線をただひたする移動ばかりしているような旅が多いから、行動の範囲と自由度が広がるというメリットは、散策しづらくなるというデメリットを補うには十分。

恋人との2人旅ならさらに得とか、妻子を連れての家族旅行ならもっと得とか、そのような試算を始めると手が震え始めたのでやめておく。それよりも、助手席と後部座席にそれぞれ新垣結衣(現レプロ)と能年玲奈(元レプロ)が乗ってくれるオプション付きのレンタカープラン「レプラ」とか、旅行に同伴してくれるロボット「ロボハン」とか、そういうのをレプロやシャープが開発してくれるのを期待しよう。そのほうがまだ現実的だから。きっと。

 

新垣結衣型家政婦ロボット「森山みくり」と、能年玲奈型癒し系ロボット「のん」が同乗していると妄想しながら、初めてのレンタカー旅が、いま始まる。

そうか、のんは呉へ行ったのか。

 

第7話に続く

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700円 へちま料理に 一目惚れ 国際通りで 旅人気分

沖縄2016 第5話

 

【あらすじ】

47都道府県のうち唯一未踏の沖縄へ行くことを決めた。旅行初日、東京と成田をリーズナブルにつなぐ京成本線(第1話)と空港のナリタニストに惚れた(第2話)。バニラエアで降りた那覇空港からはゆいレールで安里駅へ(第3話)。間違ったヤフーの地図を頼りに道に迷いながらも宿に着いた(第4話)。

 

道に迷っているとき、町内会の掲示板を見た。

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那覇大綱挽まつり

10月8日、9日、 10日

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その日はちょうど10月9日。

だからといって、見たいとか、行こうとか、そういう前向きな予定、その時点ではなかった。

宿に荷物を置いて身軽になってから街に繰り出して国際通りの端(県庁側)まで歩いてみると、

人の流れがもうひとつあることに気づいてその先に足を伸ばす。

メインイベントの大綱挽。

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太い綱がさらにねじられて太い綱。それに沿って沖縄の男たち。そこに群がる見物客。

どこかの祭りのように死人が出るほどの激しさはないけれど、汗臭さは日本一。

 

国際通りですれちがう人々は確かに国際色豊か。

土産屋にはお菓子をまとめ買いする中国人。カフェテラスにはハーフパンツとサンダル姿の西洋人。

店の並びは、紅いもタルト、ちんすこう、琉球ガラス、Tシャツのループ。

どことなく垢抜けないというか、現代に染まってないというか、旅人気分を味わうにはちょうどよいエスニックな雰囲気は、国際通りと交わるアーケードに入って奥に進むほど深みを増す。

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ん? エスカレーターが曲がっている。これって珍しい?

スパイラルエスカレーターと呼ばれる三菱電機のものらしい。世界で100台程度あるのだとか。

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売っているのは飲み物か、それともケンカか。

落ち着いて見れば桜木花道が立てているのは中指ではなく人差し指。どうか穏便に。

たぶんバスケ関係の店前だからスラムダンクなのでしょう。

20160917-201100

沖縄はバスケ人気がありそう。米軍基地があるからストリートバスケが馴染み深いのだろうか。

今年から始まった日本のプロバスケBリーグでも、琉球ゴールデンキングスを応援するムードは他の地域に比べて強く感じる。ちょうどこの日も沖縄で試合があって、あちこちでラジオやテレビで中継が流れていた。しかもシーホース三河に勝つのだから、確実にレバンガ北海道よりは名実ともに上。

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公式グッズ 琉球ゴールデンキングス / マスコットボール(周囲40cm)
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ローカルな店だと思ったらJR九州グループ。

沖縄にJRはないと思っていたら、こんなかたちで。

20160917-221500

 

大型ディスプレイで水中を疑似体験できるAR。

「ただの合成じゃん」と思いつつ、ちゃっかり画面左端に映るけちべえ。

20160917-233943

 

夕飯。へちま味噌炒め・700円。「あかさたな」というカフェ風のお店。

沖縄の家庭料理を安く食べられる庶民的な食堂を探して数十分歩き回った結果、沖縄ではナーベラーと呼ばれるへちまに一目惚れ。へちまを食べるのは生まれて初めてだが、けちべえの舌と胃袋はこういうのが好きらしい。

20160918-001110

沖縄出身新垣結衣型住込式家政婦兼嫁につくってもらおう。

火曜がハグの日だから、水曜をナーベラーの日に。

第1話 プロの独身男と秘密の契約結婚

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第6話に続く

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400円 ヤフーを頼り 宿探し リトルアジアの 地図に騙され

沖縄2016 第4話

 

【あらすじ】

47都道府県のうち唯一未踏の沖縄へ行くことを決めた。旅行初日、東京と成田をリーズナブルにつなぐ京成本線(第1話)と空港のナリタニストに惚れた(第2話)。バニラエアで降りた那覇空港からはゆいレールで安里駅へ(第3話)。

 

1泊目の宿は、沖縄ゲストハウス・リトルアジア。

決め手は値段。ドミトリーの素泊まりが1200円。

さらに、500円割引の企画がYahoo!トラベルにあって、さらにさらに、勝手に付与された期間限定のヤフーポイント300円分が行き先を探していた。

結果、実質負担は現地で支払った400円だけ。

硬貨4枚を差し出すけちべえの手が汗ダクで息も上がっていたのは、快晴の沖縄は10月でも暑かったからというだけでない。

 

道に迷った。散々歩き回った。

駅を出た直後はトトロのさんぽだった口笛が、途中からはドナドナ。

 

駅から徒歩15分のつもりが1時間以上。持ち運び可能な情報端末が普及している現代において、これほど古典的な堂々巡りをするなんて、何かの企画でなければないだろう。

自分以外に責任を押し付けるとしたら、悪いのはヤフー。けちべえが頼りにしていたのはYahoo!トラベルのリトルアジアのページ。この地図にあるマークを目指して歩けば間違いないと思い、地図を携帯電話(いわゆるガラケー)のカメラで撮っておいた。

 

これが実際の位置とは数百メートルも離れていることに気づくまで、同じ道を行ったり来たりぐるぐるぐるぐる。結局、いわゆるスマホを持たないけちべえが頼りにしたのはヤフーからの予約確認メール(テキスト)にある住所と道順。

 

沖縄県那覇市壺屋1-7-1

国際通りにある三越デパート前の平和通りアーケード内

 

住所を探す。ない。

民家の外壁や塀に貼られた住所表示を頼りに壺屋1-9と1-8までは見つかったのだが。

国際通りを探す。あった。

だいぶ遠回りをしたことになるが仕方ない。

三越デパートを探す。ない。

だいぶ前に閉店したらしい。でも、たぶんこの辺というのはわかる。

平和通りアーケードを探す。あった。

その中をズンズン進む。奥の方へ。

リトルアジアを探す。あった。

 

ちなみに、楽天トラベルが使っているグーグルマップは正しい位置を表示する。

 

 

それにしても、なぜヤフーの地図が間違っていたのだろうか。

あとから見直してみるとすぐにわかった。表示してほしいのは「壺屋1-7-1」なのに、表示されていたのは「壺屋1」だったから。

詰めが甘かったのは誰なのか。ヤフーかリトルアジアか。それともユーザであるけちべえか。

 

迷うのも旅行の醍醐味。

だからクレームを言って修正させるなんてことはしない。他の誰かも迷えばいいのだ。

トラベルはトラブルがあるから面白い。

 

 

まよいマイマイ。八九寺真宵は迷える蝸牛(カタツムリ)。

 

道に迷うということは行き先(目標)が決まっていて、そこに向かって行動しているということ。だから大した問題ではない。

人生に迷いはじめると動けなくなるから困る。そのときは。

 

第5話に続く

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那覇空港 ゆいレールにも 乗れ~る OKICAの不便 大きいか

沖縄2016 第3話

 

【あらすじ】

47都道府県のうち唯一未踏の沖縄へ行くことを決めた。旅行初日、東京と成田をリーズナブルにつなぐ京成本線(第1話)と空港のナリタニストに惚れた(第2話)。

 

空で舟を漕ぐ。

成田を発って3時間で那覇。タラップを降りて足跡が沖縄の地に。セブンイレブンは40年以上経っても沖縄に進出していないけれど、けちべえは28年で全国制覇。

 

那覇空港のLCCターミナルは、成田の第3ターミナルにも勝る倉庫感。

ニッポンレンタカーのショートカット美人がお出迎え。鈴木ちなみというらしい。岐阜県出身。一目惚れは、しなかった。実物より大きい人間の写真を間近で見ると何か変な感じ。

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ターミナル間はバス移動。当たり前のように左車線を走っているけれど、半世紀前の米国統治時代は右だったらしい。そこは沖縄らしさとしてそのまま残したほうが良かったのではないかと思うけれど、日本と同化したかったという話もあるから部外者が勝手なことを言っても仕方ないのだろうか。

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メインターミナルは飲食店と土産屋が、いかにも地方の空港という印象。

そしてお馴染み、修学旅行生の集会。おとなしく引率の先生の有難いお言葉に耳を傾けている生徒達を見ると、その場をかき乱したくなってしまうけちべえの精神年齢は彼らより幼い。

那覇空港が珍しいのは水槽があること。美ら海水族館もダイビングも今回の旅程に入れてない。生き物を見て楽しむ感性を持たない人間には、これだけで十分。

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市街地へのアクセスはバスもあるけれど、モノレールにものれーる。通称ゆいレール。「ゆい」は「結い」。沖縄の女性に「結」の字が多い気がする。新垣結衣とか黒島結菜とか。関係あるのだろうか。

そして、ゆいレールのイメージキャラクター「ゆっぴー」が好きな芸能人はガッキー(新垣結衣)。

けちべえが好きな芸能人は能年玲奈(のん)がトップ。僅差で新垣結衣。

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本土(県外)で広く使われている交通系ICカードは使えない。OKICAという沖縄独自仕様のカードなら使えるらしい。左走行では同化したのに、こんなところで独立心。悪いことではないけれど、消費者の利便性を考えるとこっちはむしろ同化してほしかった。

仕方ないので券売機で切符を買うと、珍しいQRコード。改札機では読み取り部に当てるだけ。確かにこれならカメラだけで良いので低コストかもしれない。改札を出るときは赤いボックスに入れるというアナログな回収方法。何度も使い回して悪用されることはないのだろうか。

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車両は宣伝色が強い。外側も内側も企業の広告がびっしり。

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けちべえの故郷である北海道でJRに乗ると札幌周辺の路線でも車内広告が少なく、あってもJR北海道のものばかりという惨状。それに対して沖縄のモノレールは大健闘。銀行などの堅い企業向けに営業を頑張っていることがわかる。広告だけでなく乗客も多く繁盛している。休日なのに。それでも業績はイマイチだというから、よほど設備投資が重かったか、高コスト体質か。

賑わう国際通りを過ぎて安里(あさと)駅で降りた。宿の最寄りはひとつ前の牧志(まきし)駅なのだが、「同料金なら遠くまで」と考えてしまうけちべえ。空港から8キロで300円というのは少し高い。

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第4話に続く

 

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空港の ナリタニストに 一目惚れ バニラで沖縄 6000マイル

沖縄2016 第2話



 



【あらすじ】



47都道府県のうち唯一未踏の沖縄へ行くことを決めた。旅行初日、惚れた相手は東京と成田をリーズナブルにつなぐ京成本線だった(第1話)。



 



空港第2ビル駅で降車した時点で、チェックインの終了時刻まで25分。第3ターミナルまでは600メートル以上あるけれど間に合うだろう。向かい風が強くても15分あれば着く。





もしも人が倒れていたら、沖縄を諦めてAED。フランキーが倒れていたらコカコーラ。





けちべえは惚れた。第3ターミナルにつながる連絡通路に。そこにあるナリタニストに。



急いでいるのに立ち止まる。





不便なことは、不幸せなことではない。



迷ったら、面倒くさい方を選べ。



 











 



成田から沖縄へはバニラエア。





航空券はANAのマイルで入手した。最近はANAを利用する機会がないので使い勝手は悪くなるばかりだったが、バニラの航空券に交換できるようになったのは朗報だった。ANAの特典航空券とは異なり、片道でも損がなく、成田から沖縄まで6000マイル。しかし、バニラなら通常の航空券でも平日は3000円前後で買えてしまう。1マイルの価値が1円以下になるなら使う意味がない。だから1万円以上に高騰する連休中を狙うことにした。



特典航空券の場合、追加料金なしで手荷物を預けることができるのだが、けちべえの手荷物は小さいので機内に持ち込める。恩恵を受けることができず、もったいない気分。沖縄で買い物をして荷物が増える可能性もあるので、復路をバニラの特典航空券にする方法もあったが、その場合の日程や往路の航空券など諸々を考慮すると都合が悪く、結局一番リーズナブルな選択をした結果が今回。



 




 



休日の沖縄行き。



やはり恋人、友人、家族連れが圧倒的に多い。ひがみフィルターを通したけちべえの主観では、おひとり様は1割未満。そのうち現地に恋人、友人、家族がいる人もいるだろうから、完全一人旅は1パーセント未満。逆に燃える。





思い出したのは、HISがやろうとした「東大美女が隣に座ってくれるフライト」という企画。「下品」というクレームに負けて中止した点はダサいと思ったけれど、企画自体には可能性を感じた。完全に推測だけれど、ベンチャー精神を持った想像力豊かな若手社員が発案してクレーム覚悟で通した企画を、世間体ばかり気にする安定志向の管理職が潰してしまう典型的な大企業病。創業者である澤田氏ならどっちの味方をするだろう。



 



第3話に続く

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あれ見つけ 47番 沖縄へ 惚れた相手は 京成本線

沖縄2016 第1話

 

2016年10月吉日。

北海道で生まれて28年。けちべえは遂に沖縄へ。

47都道府県のうち47番目に足跡を残す。すなわち全国制覇。

 

さいごのとりで。

沖縄を残していたのには理由がある。

「費用が高い」というのも少しはあったけれど、LCC3社(バニラ、ジェットスター、ピーチ)のおかげで成田と沖縄の費用的距離が近くなった。おかげで行かない理由が浮き彫りになる。

ひとりで行くのか、沖縄に。それで楽しめるだろうか。

この悩みを解消する方法は2つある。

ひとつめが、ふたりで行く。そのための恋人を見つける。

ふたつめが、ひとりで行く。そのためのテーマを見つける。

果たして今回、けちべえはいずれの方法で沖縄行きを決めたのか。あれを見つけることができたのか。

 

たびびとのふく。

旅行初日の夜明け前、けちべえはバナナを一本頬張りながらスウェット(ブラック)からスウェット(グレー)に履き替えて、テニス用の半袖ポロシャツに袖を通す。

思っていたより肌寒い。

荷物を増やす苦労より、空の移動中に体調を崩した幾度の経験に基づく不安のほうが重く、上着を一枚追加する。

依然として心は寒い。

それでも大丈夫。けちべえはプロの独身(※1)だから。

懐は温かい。

沖縄は暖かい。

 

※1:逃げるは恥だが役に立つ

第1話 プロの独身男と秘密の契約結婚

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くうこうあくせす。

始発列車から見る日の出は、光の屈折率がなすナチュラルアート。間違ってもアートネイチャーではない。

成田空港へは東京に出てから鉄道を乗り継ぐ。一本でも遅れたらフライトに間に合わないという緊張感。ヒヤッとしたのが京成本線への乗り換え。制限時間は6分の予定が、到着が2分ほど遅れて4分に。普段は利用しない駅だから焦る。改めてICカードに感謝する。もしも手の震えを抑えながら券売機で切符を買っていたら数十秒のロスがあったはずで、慌てておつりを忘れることだってあり得る。

けちべえは惚れた。京成本線に。

第一に安い。上野から日暮里からなら成田空港まで1025円。これで特急にも乗れる。所要時間70分。40分で行くスカイアクセス線とかスカイライナーとかが目立っているが、2倍のコストは許容できない。ライバルはバス。実際、これまでは同じ京成でも京成バスの東京シャトルを利用することが多かった。事前予約すれば東京駅から900円。鉄道の京成本線より125円安く、楽天トラベルにも出てるのでポイントも獲得できる。

しかし、今回はバスのタイミングが絶妙に悪かった。フライトのチェックインに間に合わせようとすると、バスの出発時刻が早すぎて、自宅から始発列車で東京駅に向かっても間に合わない。逆に始発で東京駅に行って間に合うバスに乗った場合、途中のアクシデントでバスが10分でも遅れるとフライトを逃す。LCCだから遅れた客を待つことまで期待すべきではない。

その点、京成本線はタイミングが絶妙に良かった。鉄道だから、しかも休日だから遅延も起こりづらい。たとえ起こったとしても臨機応変に代替手段に移行しやすい。それだけでも125円の価格差を補う価値だと判断したのだが、乗り心地も鉄道のほうが良い。休日なら上野か日暮里から乗れば確実に座れるし、読書をしても酔わない。居眠りすることもできる。

結局、成田空港へのアクセスで一番リーズナブルなのは京成本線、というのがけちべえの見解。金券ショップで京成本線の切符を安く入手できれば完全勝利。

 

第2話に続く

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ゲームショウ 会社経費で 5000円 美女の正体 桜井えりな

行ってしまった、東京ゲームショウ2016。

 

けちべえはオモチャ、特にミニ四駆が好きで、2012年には静岡ホビーフェスタに行ってしまった(参照記事)。

そして今回は東京ゲームショウ。ゲームが好きだから、というわけでもない。10年ほど前にドラクエ8をクリアして以来、テレビゲームには馴染みがない。しかもスマートフォンを持っていないから、パズドラとか、ツムツムとか、モンストとかも全然わからない。

それなのに行った、2016年9月16日。ビジネスデー。そう、これは仕事である。

ゲーム屋でもオモチャ屋でもないのだけれど、いまつくっている技術をエンタメ用途に展開したいと思い立って、上司が渋るのをゴリ押しした結果、ゲーム業界の偵察という名目で出張の許可を取り付けたビジネスデーは入場料5000円。会社の経費だから行ったけれど、自腹では行かない。一般公開日は1000円だが、入場者の数が断然多いので大変。

最近は職場における生意気な自己主張に拍車がかかってきて、部下にしたくないナンバーワンに向けてランクアップ中。

 

幕張メッセに行くのも初めて。ガンダムが迎える。

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噂には聞いていた通り、女性コンパニオンの数がすごい。質についてはノーコメント。そんな中、けちべえが唯一写真に残したいと思ったのが、「龍が如く」の黒い衣装を纏っていた美女。近付いて正面アップを撮ることを、羞恥心が妨げる。あとから思ったのは、どうせインターネットを探せばコンパニオン写真特集とかで良質な写真が見つかるということ。無理に自分で頑張る必要がない。

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その時は知らなかったけれど、この女性はその場限りのコンパニオンではなくて、ゲーム内でキャバ嬢役で出演している「桜井えりな」というミスヤングチャンピオン2016にもなった人。ということは、あの会場の中では格が高いのだとしたら、けちべえの目のつけどころは悪くなかったということ。勝手に納得。

他にはカプコンとソニーにも気になる美人がいたけれど、恥を忍んでカメラを向けるほどではなく。

 

別の意味で秀逸だったのは、ロマンスゲームコーナーのボルテージとokko。女性来場者の人口密度と熱気が凄い。ゲームの展示ではなく、ゲームの世界観を現実のイケメンで再現した一種のテーマパーク。浦安のミッキーも好きだけれど、幕張のイケメンにもお近づきになりたい、というのが女性の気持ちなのだろうか。

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場違いとは思いつつも、これも仕事だと自分に言い聞かせてしばらく観察していた。結局、これはホストクラブと少女マンガの中間体のようなものなのかな。男が女声のコンパニオンとかキャバ嬢に夢中になるのと同じように、女がイケメンを楽しむのは不思議な事ではない。これをゲームにすれば100億円を上回る市場になるのだから魅力的。

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張り紙の注意もまた、いとをかし。

 

けちべえにゲーマーの素養がないことはよくわかった。

VRのアピールが特に大きかったけれど、戦闘ゲーム系はピンとこなかった。操作が複雑すぎて、面倒くさくなってしまう。熱心なファンに向けられてるものだから仕方ないけれど。そういう意味では、スマートフォン向けのゲームのほうが楽しめそう。指1本ですぐに遊べるぐらいがちょうどいい。楽しさを他のところに見出すことができれば、まだまだ開拓の余地はありそう。ただ、体験はできなかったけれど、PSVRの「サマーレッスン」は面白そう。男の欲望に素直に応えているから、新しいゲーム体験ができそう。結局、斬新なものというのは、人間の根源的な欲望から生まれるのだと考えさせられた。でも、自分を客観視した瞬間の虚しさは確実にあるだろうけれど。

 

あとはおみやげ。

2Kのバスケゲームをしたらナップサックを貰えた。ウォリアーズのカリーがスリーポイントを入れすぎて気持ち悪い。

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ナップサックがもうひとつ。モバイルストライク。

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ジャストアイデアとして好感を持ったのは金塊型ティッシュを配っていた「プリンセスは金の亡者」

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タオルを貰うためだけに試遊した「マジガール」。

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FFのお面は用途がわからないのに受け取ってしまった。

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他にもクリアファイルやポケットティッシュはたくさん。それと、モンスターエナジードリンク。

 

有名所でも出展しないゲーム会社が結構多いのが残念なところ。来年も行くとしたら出展側として、と密かに目論んでいるけれど、そのためには社内営業・社内政治が大変だ。

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422万円 黒字確保の 決算まとめ 生活保護以下 命は金なり

けちべえの家計簿2016(終)

第13回:決算まとめ

(参照記事:2015年度決算まとめ

         
収入の部 2014年度 2015年度 2016年度(予想)
給与収入 5,700,000円 6,050,000円 6,350,000円
控除 -1,400,000円 -1,480,000円 -1,490,000円

手当収入

193,000円 132,000円 25,000円

副収入

39,907円 41,839円 42,500円
総収入 4,532,907円 4,743,839円 4,927,500円
       
支出の部 2014年度 2015年度 2016年度(予想)

食費支出

59,528円 62,481円 72,000円

家財住居費支出

203,528円 150,210円 150,000円

光熱水費支出

45,531円 45,105円 45,000円

衣類費支出

9,739円 7,177円 10,000円

医療衛生費支出

1,311円 2,181円 2,000円

教養娯楽費支出

223,499円 79,180円 300,000円

交際費支出

110,470円 111,971円 150,000円
通信費支出 6,639円 1,855円 20,000円
車両費支出 2,791円 3,296円 10,000円
ふるさと納税 0円 65,000円 70,000円
総支出 663,036円 528,456円 819,000円
       
純利益 3,829,871円 4,215,383円 4,108,500円

 

上の表で緑色の部分は自治体への寄付金、いわゆるふるさと納税。

2015年度は6万5000円寄付したけれど(参照記事)、翌2016年度に支払う住民税が6万3000円安くなる。実質2000円の負担。同様に2016年度は7万円寄付するつもりで、返礼品は旅行関係が多くなる見込み。

 

2015年度の純利益は421万5383円。

総収入が474万3839円というのは特に驚くことではない。これより多い人も少ない人もたくさんいるから、1000倍の50億円ぐらい稼げるようになるまでは自慢できない。

総支出が52万8456円というのはどうだろう。日本の政府統計によると2015年の単身世帯の消費支出は平均192万680円だからその28%。日本国憲法が「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を認めている。けちべえが住む地域では生活保護の基準額は年96万円。それに加えて住宅扶助も年49万円が出る。けちべえの総支出から家賃を除くと37万円になるので、生活保護の96万円と比べると39%。日本の最低限度は、けちべえの2.5倍の生活水準。

失業なんて怖くない。

 

会社員として働き始めて4年が過ぎて募る危機感。

「30歳までの6年間で2000万円貯める」を残り2年でクリアする目処はついたけれど、それがどうしたというのか。コツコツ稼いだ貯金ではなく、ガッツリ稼ぐためのスキルこそ欲しいのに、それを獲得するために積極的に動いたかというと、特に最初の3年間は全然駄目だった。

気づいた時には墓の中。そんなの嫌だ。絶対に。

時間が短く感じるのは充実していたから、などという通説は嘘だ。退屈な時間は確かに長く感じるが、願うのは退屈が早く終わることであって、時間が速く進むことではない。

Time is money. 時は金なり。

Time is life, too. 時は命なり。

So life is money. 命は金なり。

 

けちべえの家計簿2016(完)

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3千円 二輪車両費 税ガソリン 流されるまま インフレの波

けちべえの家計簿2016

第12回:車両費支出

 

----前回まで----

第1回:給与収入

第2回:手当収入

第3回:副収入

第4回:食費支出

第5回:家財住居費支出

第6回:光熱水費支出

第7回:衣類費支出

第8回:医療衛生費支出

第9回:教養娯楽費支出

第10回:交際費支出

第11回:通信費支出

----------------

 

2. 支出の部

 

2-9. 車両費

(参照記事:2014年度車両費

     
  2014年度 2015年度 2016年度(予想)
車両費 2,791円 3,296円 10,000円
(内訳)      
バイク 1,000円 2,000円 4,000円
ガソリン 1,791円 1,296円 2,000円
免許 0円 0円 4,000円

 

2015年度の車両費は前年度比505円増の3296円。

自動車免許を取得してもうすぐ11年。原付バイクに乗り始めて10年目に突入。

 

2-9-1. バイク

原付バイクの維持費が2000円。すべて税金。

原付50ccの軽自動車税は1000円。2015年度はそれが2台。前年度までは1台だったのに。

2台目を買ったわけではなくて、いま使っている1台のほかに、学生時代使っていた1台が実家に保管されていて、以前は実家の1台分の税金は自分で支払っていたのだけれど、いま使っている1台分は姉が支払ってくれていた。というのもその1台は元は姉のもので、より大きいバイクに乗り換えた姉が遊ばせていたのを3年前に引き取ったという経緯があって、でも面倒な手続きをする機会がなくてナンバーもそのままだったところ、ようやく名実ともに所有者になって自分で納税すさることになった。つまり、それまでの3年分3000円の借りが姉にはある。

問題は実家で眠る1台。親からは処分を提案されるも我儘を貫いて保管してもらっている。当時19歳のけちべえが20万円弱で買ったホンダのカブは、28歳の現在においても人生で最高額の買い物としてトップに君臨しているものであって、しかも10万キロ走っても壊れないといわれる名車を実質5年で1万キロの走行距離で手放すなんて、ちょっと考えられない。たとえ10万円で買うと言われても即答はできない。だからといって、現状使っていないものに税金を負担するのも不本意なので、実家に帰省したときに役所にナンバープレートを持っていった。それを返せば徴税されないと思っていたのだけれど、結局だめだった。そうしたいなら二度と乗らない廃車手続きをする必要があるらしく、乗るときに再登録という都合の良い方法はないとのこと。税収減には厳しいのがお役所。

そして悪いニュースがもうひとつ。軽自動車税の増税。スズキの会長が反対するも、2016年度から施行が決まった。原付50ccは現行の1000円から倍増の2000円になり、けちべえは2台で4000円になるという悲劇。

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2-9-2. ガソリン

ガソリン代がわかれば走行距離がわかる。年間1296円ということは800キロぐらい。

毎週末に買い物にふらふら出かけるほか、たまに数十キロの遠出をするくらいだから、ガソリンを入れるのも3ヶ月に1回程度。とあるガソリンスタンドにて。

「いらっしゃいませ。いま特別キャンペーンでガソリン10円引きしているのですが、いかがでしょうか」

「何をしたらいいの」

「この電子マネーに登録するために住所と名前を書いてください」

見せられたのは1枚の紙とキーホルダー。

「これが電子マネー?」

「車のキーにでもつけておけば、ナナコと同じようにお支払いに使えます」

スイカとワオンは使っているけれど、ナナコは使わない。

「なんか面倒くさいな」

「いらないと思ったら、こうポイッと捨てて踏んづけてください」

なんだか可笑しくて登録した。

そして、言われた通りやってみた。

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2-9-3. 免許

そろそろ免許更新の時期が来る。不本意にも一時不停止で捕まったことがあるため(参照リンク)、今回の更新は違反運転者として講習を受けなければいけない模様。優良運転者より手数料が850円上乗せされて3850円。ゴールド免許ともしばしの別れ。

 

次回予告

第13回:決算まとめ

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吾輩はけちである

けちべえ

名前:けちべえ
正式名:しっかり けちべえ
英語名:Reasonable Kechibe

1988年:北海道で誕生
1996年:けちを自覚
2006年:秘技「食費4万円/年」

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けちの近況

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3200円 マーチ2日で ABC レンタカー旅 なまら安いべ (12/12)

700円 へちま料理に 一目惚れ 国際通りで 旅人気分 (11/30)

400円 ヤフーを頼り 宿探し リトルアジアの 地図に騙され (11/19)

那覇空港 ゆいレールにも 乗れ~る OKICAの不便 大きいか (11/12)

空港の ナリタニストに 一目惚れ バニラで沖縄 6000マイル (11/06)

あれ見つけ 47番 沖縄へ 惚れた相手は 京成本線 (10/24)

ゲームショウ 会社経費で 5000円 美女の正体 桜井えりな (10/17)

422万円 黒字確保の 決算まとめ 生活保護以下 命は金なり (09/18)

3千円 二輪車両費 税ガソリン 流されるまま インフレの波 (09/12)

2000円 IT時代の 通信費 NHK対 ワンセグ携帯 (08/28)

11万円 交際費増え 減る何か 他人の幸せ 祝って妄想 (08/07)

8万円 教養娯楽費 大崩落 いまこそ世界へ 脱ひきこもり (07/30)

2千円 医療衛生 5割増し 菌とゴキブリ 殺して生きる (07/24)

7千円 オシャレ衣類費 まだ下がる 最大割引 96% (07/19)

4.5万円 光熱水費 エコノミー 電力自由化 LOOOPに乗り換え (06/25)

15万円 家財住居費 最低限 カップ&トング スリーアウト (06/19)

6万円 食費支出 桁違い 政府統計 「普通」と比較 (06/12)

4万円 副収入に 異変なし アフィリエイトと マイナス金利 (06/04)

13万円 手当収入 先暗し 衆愚が喜ぶ 不合理制度 (05/22)

605万円 給与収入 低成長 泣きたい時給 1857円 (04/30)

紙パック 豆腐容器 ティッシュ箱 捨てずに生かす 拾う神あり (04/09)

P-one WIZ 無料のカードで 1.5% 高還元と 入会特典 (04/02)

不得意な 遠距離恋愛 地位譲る 公衆電話と テレホンカード (03/26)

クオカード ピーチポイント ディスプレイ 2千円が 16倍に (03/13)

何貰う? 食料品か ポイントか 美少女ゲーム? ふるさと納税 (03/06)

憧れの 確定申告 今年もなし ふるさと納税 損得勘定 (02/29)

従来比 47%OFF 4000円 日新火災 住宅保険 (02/16)

誕生日 空想だけでも おめでたく 遺言を書く 28歳 (01/31)

NHK インターホンで 宣戦布告 第二次玄関 大戦勃発 (01/24)

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